ストレージ
ファイルシステム、ディスク管理、パーミッション
Linuxのストレージは「すべてはファイル」の哲学に基づいています。 ブロックデバイス、ファイルシステム、VFS（Virtual File System）が階層的に構成され、 統一されたインターフェースでアクセスできます。
ストレージスタック
アプリケーション
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VFS (Virtual File System)
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ファイルシステム (ext4, XFS, etc.)
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ブロックレイヤー
↓
デバイスドライバ
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物理ディスク (HDD/SSD/NVMe)
基本コマンド
1 # ディスク使用量 2 df -h # ファイルシステム単位 3 du -sh /path # ディレクトリ単位 4 5 # ブロックデバイス 6 lsblk # ブロックデバイス一覧 7 blkid # UUID確認 8 fdisk -l # パーティション情報 9 10 # マウント 11 mount # マウント一覧 12 mount /dev/sdb1 /mnt 13 umount /mnt 14 15 # I/O監視 16 iostat -x 1 17 iotop
主要ディレクトリ
/ルートディレクトリ
/etc設定ファイル
/var可変データ（ログ等）
/tmp一時ファイル
/homeユーザーホーム
/usrユーザープログラム
/procプロセス情報（仮想）
/sysデバイス情報（仮想）
SRE/インフラ観点
監視すべき項目
- • ディスク使用率: 80%超でアラート
- • inode使用率: 小さいファイル多数で枯渇
- • I/O待ち: iostatのawait, %util
- • ディスクエラー: smartctl, dmesg