シェル

コマンドライン操作とスクリプティング

シェルはユーザーとカーネルの仲介役です。コマンドを解釈し、プログラムを実行します。 Bash（Bourne Again Shell）が最も広く使用されています。

シェルの種類

bash

最も一般的。Linux標準

zsh

高機能。macOS標準

POSIX準拠。スクリプト互換性

fish

ユーザーフレンドリー

基本操作

1 # ナビゲーション
2 pwd                 # カレントディレクトリ
3 cd /path/to/dir     # ディレクトリ移動
4 cd ~                # ホームへ
5 cd -                # 直前のディレクトリへ
6 
7 # ファイル操作
8 ls -la              # 詳細一覧
9 cp src dst          # コピー
10 mv src dst          # 移動/リネーム
11 rm file             # 削除
12 mkdir dir           # ディレクトリ作成
13 
14 # テキスト処理
15 cat file            # ファイル表示
16 head -n 10 file     # 先頭10行
17 tail -f file        # 末尾をリアルタイム表示
18 grep pattern file   # パターン検索
19 sort file           # ソート
20 uniq                # 重複削除
21 wc -l file          # 行数カウント
22 
23 # パイプとリダイレクト
24 cmd1 | cmd2         # パイプ
25 cmd > file          # 出力をファイルに（上書き）
26 cmd >> file         # 出力をファイルに（追記）
27 cmd 2>&1            # 標準エラーを標準出力に
28 cmd < file          # ファイルを入力に

キーボードショートカット

Ctrl + C

実行中のコマンドを中断

Ctrl + D

EOF / シェル終了

Ctrl + Z

プロセスを一時停止

Ctrl + R

履歴検索

Ctrl + A / E

行頭 / 行末へ移動

Ctrl + L

画面クリア

SRE/インフラ観点

よく使うコマンド組み合わせ

• grep error /var/log/app.log | tail -100
• ps aux | grep nginx | grep -v grep
• find . -name "*.log" -mtime +7 -delete
• du -sh * | sort -rh | head -10

詳細トピック

Bash

基本操作、環境変数、履歴

Scripting

スクリプティング

変数、条件分岐、ループ、関数

1	# ナビゲーション
2	pwd # カレントディレクトリ
3	cd /path/to/dir # ディレクトリ移動
4	cd ~ # ホームへ
5	cd - # 直前のディレクトリへ
6
7	# ファイル操作
8	ls -la # 詳細一覧
9	cp src dst # コピー
10	mv src dst # 移動/リネーム
11	rm file # 削除
12	mkdir dir # ディレクトリ作成
13
14	# テキスト処理
15	cat file # ファイル表示
16	head -n 10 file # 先頭10行
17	tail -f file # 末尾をリアルタイム表示
18	grep pattern file # パターン検索
19	sort file # ソート
20	uniq # 重複削除
21	wc -l file # 行数カウント
22
23	# パイプとリダイレクト
24	cmd1 \| cmd2 # パイプ
25	cmd > file # 出力をファイルに（上書き）
26	cmd >> file # 出力をファイルに（追記）
27	cmd 2>&1 # 標準エラーを標準出力に
28	cmd < file # ファイルを入力に